今日は愛知県私立幼稚園連盟の主催により、幼児教育懇談会が開催され、幼稚園設置者や園長先生、各園の保護者の皆様合わせて100名ほどの方々の前でお話させていただきました。昨日、丁度私学振興議員連盟が開催され、2024年度の私立学校施設設備費補助金について発表されたので、まず幼稚園に対する補助金のしくみについて説明しました。
保護者様への補助は、今は幼児教育無償化で保育料がいりません。ただそれだけでは幼稚園経営は成り立たないので、経常費補助金という設置者側に払われるものがあります。先生たちの給料やスクールバスの燃料費、その他の様々な経費が多く必要となるので、その補助金をもらうため国会や県議会への働きかけが必要となり、議員への要望活動が行われることを話しました。
自分の体験もあわせて、園児数が減ったので我が子で増やそうと4人産んだこと、障害児のお子さんを受け入れたからこそ、愛知県単独の補助金申請を議員としてできたとお話しました。議員になった時、幼稚園園長として、働く女性として家事と子育てを両立してきたことなど、現場を知っていることが自分の強みであり、現場の声を届けていくことが自分の使命だと思っているとお話しました。
合計特殊出生率が1.8をずっと維持しているフランスと、出生率が下がり続け1.3まで下がってしまった日本との少子化対策を比較し、日本が遅れているのは、女性議員が極端に少なく現場の声が届いていないことも要因の一つであるとお話しました。生活密着部分では女性が活躍しており、女性議員を増やすためにも、次世代の人材育成にしっかり力を入れていきたいと話して講演を終えました。